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国枝 賢; 市原 晃
JAERI-Data/Code 2005-005, 33 Pages, 2005/09
中性子誘起による前平衡核反応で放出される粒子の、エネルギー及び角度分布断面積を計算するためのコードPOD-Pを開発した。エネルギー微分断面積は古典的な一成分型の励起子模型により計算される。複合粒子放出に対しては半経験的な励起子模型も用いる。また二重微分断面積は励起子模型と角度分布経験式を併用して導出される。計算方法及び入力データの説明を行い、入出力例を示した。
岸田 則生*
JAERI-M 92-122, 34 Pages, 1992/08
電子加速器の保守作業計画立案等のために必要な光放射化断面積の核データ評価を行った。評価した断面積は、Ni(,n)Ni,Cu(,n)Cu反応等、標的核種が加速器の構造材に多く含まれ、しかも反応断面積が比較的大きいもの11種類である。閾エネルギーから140MeVにおいて、吸収断面積の評価を行い、次に理論計算コードであるMCPHTOを用いて(,n)反応及び(,p)反応の分岐比を計算し、放射化断面積を求めた。計算結果は巨大共鳴領域の実験データと比較され、評価結果が十分に妥当であることが示された。
馬場 祐治; G.Dujardin*; P.Feulner*; D.Menzel*
表面科学, 13(5), p.244 - 248, 1992/07
白金(111)単結晶表面に吸着したアルゴン及びクリプトンに関し、電子衝撃による正イオンの脱離挙動を10~120eVのエネルギー範囲で調べた。Arの脱離が起こるための照射エネルギー閾値は83eVであり、これはArの生成及びそれに伴うArArからArr又はArArへの遷移による隣接イオンのクーロン反発力により説明できる。一方、Ar及びArの脱離は24.2,25.4,34及び50eVに閾値が認められた。最初の2つの閾値は、それぞれ、表面及びバルクのエキシトン(励起子)対の生成に対応する。脱離のエネルギー閾値及び脱離強度の吸着層依存性の解析により、エキシトン対生成による脱離の機構について議論した。